
みなさんこんにちは!ナマケクンです。
DIYでネジを使うと、どうしてもネジ頭が見えてしまいます。
そんなときに便利なのが「埋め木」。
今回はさらにワンランク上の方法である「共木による埋め木」を紹介します。
共木(ともぎ)とは、埋め木する材料と同じ木材から作った木栓のことです。
同じ木から作るため、木目や色が近くなり、自然な仕上がりになります。
これができると、市販の木ダボでは表せない「圧倒的な一体感」の仕上がりが期待できます。
難しそう?大丈夫、やればできる!
詳しい手順を写真とともに解説します。

共木による埋め木① ネジ穴を作る
まずは、ネジ頭を隠すためのダボ穴(埋め木穴)をあけていきます。
ダボ錐(きり)の準備: インパクトドライバーに埋め木用の下穴をあける「ダボ錐」を装着します。

ダボ穴をあける: ネジを打ち込みたい場所に、ダボ錐を使って必要な深さの穴をあけます。

木ネジの打ち込み: あけたダボ穴の底まで、しっかりと木ネジを打ち込んで部材を固定します。

共木による埋め木② 木栓を作る
次に、同じ木材の端材などから埋め木用の木栓を作ります。

埋め木錐(プラグカッター)の装着: インパクトドライバーに専用ビットである「埋め木錐」を取り付けます。

ダボの切り出し: 端材に対して垂直にビットを当て、木栓を切り出していきます。

木目の向きをマーク: 切り出した木栓を元の穴に合わせる際、木目の向きがひと目で分かるよう、頭に鉛筆で矢印などの印をつけておくのが失敗しないコツです。

ノミで切り離す: 木材の奥に残っている木栓を、細ノミを使って根元からパキッと切り離します。


面取り: 穴に入れやすいよう、切り出した木栓の先端の角を少し削って「面取り」をしておきます。

共木による埋め木③ 木栓を打ち込む
いよいよ穴を埋めて、表面を平らに仕上げていきます。
ボンドの注入: あけておいたダボ穴の中に、木工用ボンドを少量入れます。

木栓の打ち込み: 鉛筆の印を頼りに「本体の木目」と「木栓の木目」の向きを完全に一致させます。打ち込む際は、直接叩くと傷がつくため、当て木(ガイド)をして上からハンマーで叩き込みます。
ボンドのふき取り:はみ出たボンドを水で濡らしたウエスやタオル等でふき取ります。

余分な木栓の切断: 飛び出している余分な木栓を、アサリのない「ダボ切りノコギリ」を使って、傷をつけないよう水平に切り落とします。

カンナ・サンダー仕上げ: ノコギリで切りきれなかったわずかな出っ張りや段差を、カンナやサンドペーパーで周囲の木材と馴染ませるように平らに削ります。

共木による埋め木④仕上げのビフォー・アフター
無塗装の状態: 木目の向きを合わせることで、この時点でどこに穴があったのか分からないほど一体化します。

オイルステイン塗装後: 塗装を施すとさらに馴染み、プロのような美しい仕上がりになります。

共木による埋め木⑤💡 もし失敗してしまったら?(リカバリー方法)

仕上げの最中に木栓が欠けたり、えぐれて失敗してしまっても大丈夫です。
えぐれた木栓の中心に一度木ネジを少しだけ打ち込み、そのネジ頭をペンチなどで引っ張ることで、失敗した木栓をきれいに抜くことができます。その後、もう一度新しい木栓を作ってやり直しましょう。

まとめ:ワンランク上の仕上がりを目指そう!
今回は、同じ材料を使ってネジ穴を美しく隠す「共木での埋め木テクニック」を写真付きで解説しました。
市販の木ダボを使う方法に比べると少し手間はかかりますが、「木目の向きを合わせる」というひと工夫を加えるだけで、驚くほど一体感のあるプロのような仕上がりになります。
最後に、大切なポイントをおさらいしておきましょう。
- 木目の向きをマークする: 切り出した木栓には鉛筆で印をつけ、本体の木目と完全に一致させる。
- 当て木をして打ち込む: 木栓や周囲の部材に傷がつかないよう、必ず当て木をしてハンマーで叩く。
- ダボ切りノコとカンナで仕上げ: アサリのないノコギリで水平に切り落とし、最後はカンナやサンダーで周囲と馴染ませる。
- 失敗しても大丈夫: 万が一欠けてしまっても、ビスを揉み込んで引っ張れば簡単に抜いてやり直せる。
このテクニックをマスターすれば、あなたの作製するDIY作品のクオリティがぐっと上がります。
ぜひ次回の家具作りや木工DIYで挑戦してみてください!
それでは、おしマイケルっ!!


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