
「SPF材ってよく聞くけど、どんな木材なの?」
「1×4(ワンバイ)や2×4(ツーバイ)は何が違うの?」
DIYを始めると、最初につまずくのが“木材の名前の意味”です。ホームセンターにはたくさん種類が並び、初心者には何を選べばいいか分かりにくいですよね。
この記事では、DIYでもっとも使われるSPF材と1×材・2×材の規格をやさしく解説します。読むだけで、木材選びの不安がスッキリしますよ。
SPF材とは?DIYで人気の理由
リーズナブルな価格!DIY向き
ホームセンターで手に入りやすく、価格がとてもリーズナブルなのもSPF材の魅力です。
1×4材や2×4材は大量に流通しているため、1本数百円から購入できます。
「まずは安い木材で練習したい」「失敗してもやり直しやすいものがいい」
そんなDIY初心者にとって、コスパの良いSPF材は最適な素材です。
SPF材の意味(Spruce / Pine / Fir)
SPF材とは、**Spruce(トウヒ)・Pine(マツ)・Fir(モミ)**の頭文字を組み合わせた名称です。
北米で採れる針葉樹で、DIY用途として大量に流通しているため、ホームセンターで最も見かける木材です。
扱いやすくて初心者向けな理由
SPF材は軽くて柔らかいため、
・ノコギリで切りやすい
・ビスが入りやすい
・加工の失敗が少ない
という特徴があります。
DIY初心者や女性でも扱いやすいのが大きなメリットです。
注意点(柔らかい・反りやすい)
その一方で、柔らかい分、傷がつきやすいという弱点があります。
また、湿気の影響で反りが出る場合もあるため、購入時のチェックが大切です。
1×4・2×4の「ワンバイ材・ツーバイ材」とは?
1×材・2×材は“規格サイズ”を表す
DIYでよく聞く「1×4(ワンバイフォー)」「2×4(ツーバイフォー)」は、板の厚さ×幅の規格名称のことです。
たとえば、
・1×4(1×4インチ)
・2×4(2×4インチ)
という意味で、実寸は少し小さく加工されて販売されています。
DIYでよく使われる代表サイズ
・1×4材:スリムで軽い、小物や棚づくり向け
・2×4材:太くて強い、棚・壁面・机の脚などに最適
どちらもSPF材で販売されていることが多く、選びやすい規格です。
ホームセンターでの見方
ホームセンターでは、次のような表記が一般的です。
- 1×4材(19mm × 89mm)
- 2×4材(38mm × 89mm)
規格で選ぶと材料の統一感が出るため、DIYの仕上がりが安定します。
初心者がホームセンターで選ぶポイント
【重要!】反り・ねじれのチェック
木材を縦にして目線で覗き込み、真っすぐかどうかを確認しましょう。反りが強すぎる材は組み立てが難しくなります。
ぼく的には材料が真っすぐかどうかこれが一番重要だと思います。
ねじれ、反りがひどい材料は加工して組んでいく際にまったく計算通りにいかなくなります。後悔です泣。
節の位置を確認
節が多すぎる材は割れやすいことがあります。
見た目にも影響するため、用途に合わせて選びましょう。
室内用か屋外用かを決める
SPF材は基本的に室内向けです。
屋外で使う場合は、防腐処理を施した木材を選ぶか、塗装で保護しましょう。
SPF材を使った初心者向けDIY例
棚・スリムラック
1×4材で軽量棚、2×4材でしっかりしたラックが作れます。初心者でも挑戦しやすい定番作品です。

壁面収納(ディアウォール系)
2×4材を使った突っ張り柱は、賃貸でも大人気。壁に穴を開けず収納を追加できます。
小物DIY(ボックス・飾り棚)
SPF材は加工しやすいため、小物づくりも簡単。100均金具と組み合わせても作れます。
まとめ
SPF材は、DIY初心者にとってもっとも扱いやすい木材です。
1×4材・2×4材といった規格を理解することで、ホームセンターでの木材選びが一気に楽になります。
メリット、デメリットも理解して自分なりのDIYを楽しみましょう!
「ナマケモノ語り」では、初心者でも失敗しないDIY方法を今後もたっぷり紹介していきます。
ぜひ、次のDIYに役立ててくださいね。



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