
ネジがなめた!まずは落ち着いて状況を確認しよう
DIYをしていて、
「ネジが回らない…」
「ネジ穴がつるつるで引っかからない…」
「ドライバーでガリガリ」
こんな経験、ありませんか?
これは “ネジがなめた” 状態。
ドライバーが噛まず、空回りしてしまう状態のことです。
まずは焦らず、次の2つを確認しましょう。
① ネジ頭の形は何タイプ?
- プラス
- マイナス
- 六角
- Torx(星形)
※プラスだと思ってマイナスを使うなど、合わない工具を使うと“なめやすく”なります。
② ドライバーのサイズは合ってる?
初心者の9割は、サイズ違いでなめさせます。
- 小さいドライバー(滑る)
- 大きいドライバー(入らない)
ネジにぴったりハマるサイズを必ず使ってください。
初心者でもできる!なめたネジの外し方5選
写真がなくても分かるよう、できるだけイメージしやすく書いています。
① 輪ゴムをかませて回す(最も簡単)
ネジの上に 太めの輪ゴム を置き、
その上からドライバーをゆっくり押しながら回します。
ゴムが“噛んで”くれるので、滑りにくくなります。
- 費用:0円
- 難易度:★☆☆
- 成功率:高い
② ドライバーを軽く叩いて「食いつかせる」
ドライバーをネジに押し当てて、
上から トントンと軽く叩く と噛みやすくなります。
そのまま強めに押さえながら、ゆっくり回してください。
※強く叩きすぎないよう注意!
③ ペンチでネジの頭をつかんで回す
ネジ頭が少しでも出ている場合に有効です。
- ラジオペンチ
- バイス(ロック式ペンチ)
でネジの頭をぎゅっとつかみ、回します。
「ドライバーが噛まない時」の定番テクニックです。
④ ゴム手袋を挟む(輪ゴムの代わり)
輪ゴムがない人は、ゴム手袋の指先部分を挟んで回すと
摩擦が増えて回りやすくなります。
- 掃除用ゴム手袋
- ユニクロの手袋(滑り止め付き)
など、家にあるものでもOKです。
⑤ ネジ外し専用ビット(ダメな時の最後の手段)
どうしても外れないときは、
**ネジ外しビット(エキストラクター)**が早いです。
インパクトドライバーや電動ドリルに装着するだけ。
- Amazon・ホームセンターで1,000円前後
- 100均にも置いてある場合あり
「DIYを続けるなら1セット持っておくと安心」です。
ネジがなめる原因と、次から失敗しないコツ
① ドライバーのサイズが合っていない
これがダントツ1位の原因。
取扱説明書に「PH2」と書いてあれば、
プラス2番のドライバーを使うのがベスト。
② 強く押さえていない
横向きに回そうとすると滑りやすいので
体重を上からかけて押しながら回します。
③ 安いネジを使っている
柔らかい金属はつぶれやすいです。
ホームセンターで売っている「コーススレッド」などが扱いやすいです。
それでも外れない時の最終手段
① ネジ頭を切り落としてしまう
- ミニノコ
- 金属用ノコ
- レシプロソー
でネジ頭を切って、材料だけ外す方法です。
② ネジ周りの木材を削ってペンチで回す
木工ではよく使う方法ですが、
材料に傷がつくので最終手段として使いましょう。
初心者向け:ネジをなめないための道具まとめ
- プラスドライバー(P1・P2・P3)
- ゴム手袋 or 輪ゴム
- ラジオペンチ
- ネジ外しビット
まとめ:ネジがなめても大丈夫。落ち着いてやれば必ず外せます
ネジがなめるのは DIY初心者あるある。
でも今回の方法なら、ほとんどが数分で外せます。
困ったらこの記事を読み返して、
ひとつずつ試してみてくださいね。
ネジが外せるようになると、DIYの幅が一気に広がりますよ!



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