【気になるニュース】退職金は『のれん分け』!?

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度々テレビとかニュースで話題になる『退職金』てありますよね。
よく聞くのは、不祥事や問題を起こした人が辞職したりして、退職金○千万円もらうとか、元官僚の人が数年ごとに天下りを繰り返して多額の退職金を何度ももらっているとか、退職金の制度に疑問符が付くようなニュースが多いんですけど。退職金制度の始まりについてのニュースが「そうだったのか!」と興味を惹かれたのでお知らせします。

退職金制度の始まりは諸説あるらしいのですが、通説となっているのが今からおよそ300年も前の江戸時代、「のれん分け」の文化から始まったという話だということです。

のれん分けとは?

江戸時代の文化で商家や都会で奉公した人が、地方に帰ってからも商売ができるように暖簾(のれん)つまりお店の屋号を使う事を許すことを言います。

現代でも「のれん分け」は慣習として残ってますよね。よくラーメン屋さんとかで聞きませんか?

あそこの新しくできたラーメン屋さんの大将は、有名なラーメン屋さんの「のれん分け」なんだって!

退職金制度の始まりは、この『丁稚奉公を務め上げれば、大店からのれんを分けてもらって自分の店(家)が持てる』という「のれん分け」の習慣から発したものとされているそうです。
長く一生懸命に働けば辞めた後にも残るものがあるっていうことですかね。

こういう考え方って、昔も今も日本人らしくていいなって思っちゃいます(●ˇ∀ˇ●)

ちなみに、日本以外ではあまり・・・

退職金制度は日本以外ではほとんど使われていないそうです。

その代わり、給与の水準が高かったり、個人とか企業と積み立てる制度があったりするということで、自分の晩年や老後は自分で計画して好きなようにしなさいってことなんでしょうね。

自由だけどドライだなとも感じます…。
どういう制度が自分に合って、それぞれの文化や価値観に合うのかは分かりませんけど…「のれん分け」が始まりなのかと思うと退職金制度は、企業が長く働いた従業員に対する「ありがとう」「ごくろうさま」「これからも応援してるよ」っていうことを表している素晴らしい制度なんじゃないかと思いました!
僕が日本人だからかな?(* ̄3 ̄)╭

おしマイケルっ!

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